コンバージド・インフラストラクチャーとは?

コンバージド・インフラストラクチャー※1は
コンピューティング、ストレージ、ネットワークなどの複数のITコンポーネントを1つのパッケージとして最適化して構成したものです。

コンバージド・インフラストラクチャーを構成するコンポーネントは、サーバ、ストレージデバイス、ネットワーキング設備、およびITインフラストラクチャーの管理・自動化・オーケストレーションソフトウェアです。
それぞれのコンポーネントは一まとまりのリソースプールとして実装され、複数のアプリケーションで共有することで、システム利用率を向上します。また、ポリシーベースのプロセスによって画一的な管理を実現し、運用工数を削減します。

※1 ここでは、コンバージドシステム、ユニファイドコンピューティング、ファブリックベースコンピューティング、ダイナミックインフラストラクチャーを含んだ総称を、“コンバージド・インフラストラクチャー”とします。

データセンターの進化

これまでのデータセンターでは、ビジネスアプリケーションの成長やそのアプリケーションが生成する膨大なデータに追従するため、ITリソースは各々のアプリケーションや部門、特定のテクノロジごとのサイロとして構築されてきました。
これらサイロ型システムは単一のシステムに特化しており、統合・最適化を行うことが難しく、結果としてデータセンターの管理コストの上昇、生産性の低下、俊敏性と柔軟性の欠如を引き起こしています。メンテナンスと運用にかかるコストがデータセンターの1/3の予算を占めるとする調査結果もあり、情報部門の新しいビジネスへの展開や、成長するアプリケーションのデマンドへの追従が十分に行えない状況になっています。

コンバージド・インフラストラクチャーでは、仮想化サーバ、ストレージ、ネットワークのキャパシティのプールを作り出し、各々のアプリケーションや部門、特定のテクノロジに割り当てることができます。これにより、サイロ型のアーキテクチャの問題点を解決し、情報部門を慢性的な過負荷から解放します。

コンバージド・インフラストラクチャーのメリット

コンバージド・インフラストラクチャーは技術面とビジネス面の双方に、効率性を提供します。
このメリットはテクノロジーコンポーネントのプリインテグレーションとITリソースのプール化、そしてITプロセスの自動化によってもたらされます。また、膨大なデータを取り扱う事ができるクラウドコンピューティングシステムを単一の統合されたIT管理システムで実現することで、さらなるデータセンタの効率性を実現します。

コンバージド・インフラストラクチャーの2つの長期的なメリットは下記の通りです。

コストの削減
  1. 高い利用効率、ケーブリング、ネットワーク接続の削減による導入コストの削減
  2. データセンタ管理の自動化とストレージ、ネットワーク管理の統合による運用コストの削減
情報部門の俊敏性の向上
  1. インフラストラクチャの仮想化、そして自動化の実現
  2. 単一コンソールでの管理の実現

また、コンバージド・インフラストラクチャーによって実現される新しいデータセンタは電力、冷却、スペースといった環境面での社会的責任に対しても配慮がなされています。

コンバージド・インフラストラクチャーとクラウドコンピューティング

コンバージド・インフラストラクチャーはIaaS/PaaS/SaaSを含むプライベートクラウド、パブリッククラウド双方のコンピューティングサービスの実現に貢献します。
ITリソースのプール化、リソース展開の自動化、拡張・縮退運用、動的なワークロードへの迅速な対応など様々な要件はそのままクラウドとして活用することが出来るものとなっています。

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