Cisco HyperFlex 製品概要

Cisco HyperFlexとは

「Cisco HyperFlex」とは、シスコシステムズが提供するハイパーコンバージドインフラソリューションです。
他社製のハイパーコンバージドと同様にラックサーバをベースとし、複数台のサーバに搭載されているローカルディスクをSpringPathというSDS(Software Defined Storage)で仮想的にプール化し、それを共有ディスクとして提供することで、ストレージ装置を排除したシステム基盤を構築することができます。
これにより、ストレージに関わるさまざまなコストを削減することが可能になります。
また、サーバはCisco UCS(Unified Computing System)を採用しているので、UCSのメリット・ベネフィットを享受することができますので、「Cisco HyperFlex」を選択して頂ければ、トータルなコスト削減を見込むことができます。

Cisco HyperFlexとは

Cisco HyperFlexの特長

Cisco HyperFlexの特長

Cisco HyperFlex HX Data Platfotmの特徴は以下です。

高度なデータ管理
包括的なライフサイクル管理や高度なデータ保護をストレージ環境で実現するために必要な機能です。
複製、重複排除、圧縮、シンプロビジョニング、高速でスペース効率の高いクローン、スナップショットが含まれます。
データ管理のシンプル化
ストレージ機能を既存の管理ツールに統合することで、アプリケーションの即時プロビジョニング、クローニング、スナップショットが可能になり、日常的な運用を大幅にシンプル化します。
個別スケールアウト
コンピューティング、キャッシング、キャパシティ層を個別にスケーリングできるため、ビジネスニーズの変化に応じて柔軟に環境を拡張することができます。
データの最適化
インラインデータ重複排除および、圧縮によってリソース使用率を向上させ、データスケーリングに余裕を持たせることができます。
データの柔軟な配置
ノードのメモリ、エンタープライズクラスのフラッシュメモリ(SSD)、および永続ストレージ層(HDD)で動的にデータを配置し、パフォーマンスと耐障害性を最適化します。また、クラスタのノード拡張に応じて、データ配置を再調整します。
APIベースのデータプラットフォームアーキテクチャ
データ仮想化を柔軟に実現し、既存データタイプ、および新しいクラウドネイティブのデータタイプをサポートします。

Cisco HyperFlexの構成

Cisco HyperFlexを構成するハードウェアは以下になります。

  • Fabric Interconnect 6248(1U) or 6296(2U) x2台
  • Cisco UCS C220M4(1U) or C240M4(2U)  x3台 ※最小3台から

Cisco HyperFlexの構成

※UCS Cシリーズに関しては、こちらを参照してください。
※Fabric Interconnectに関しては、こちらを参照してください。

Cisco HyperFlexの構成パターン

HX220c 構成

HX220c 構成

小規模構成
3~8ノードのクラスタ
(VDI、リモート拠点)

  • Cisco UCS C220 M4ベース
  • 2 FlexFlash SD cards; ブートドライブ
  • 1 x 120-GB SSD; データ ログ
  • 1 x 480-GB SSD; データ キャッシング
  • Up to 6 x 1.2-TB 10Krpm SAS; データ ストア
  • 1 Cisco UCS Virtual Interface Card (VIC) 1227
  • VMware vSphere ESXi 6.0 プリインストール
    (お客様による ESXi 5.5 への入れ替え可能)
  • UCS Fabric Interconnect 必須
    - サービスプロファイル テンプレート
    (容易にクラスタ構成の設定が可能)

HX240c 構成

HX240c 構成

容量重視構成
3~8ノードのクラスタ
(仮想化環境、テスト/開発環境)

  • Cisco UCS C240 M4ベース
  • 2 FlexFlash SD cards; ブートドライブ
  • 1 x 120-GB SSD; データ ログ
  • 1 x 1.6-TB SSD; データ キャッシング
  • Up to 23 x 1.2-TB 10Krpm SAS; データ ストア
  • 1 Cisco UCS Virtual Interface Card (VIC) 1227
  • VMware vSphere ESXi 6.0 プリインストール
    (お客様による ESXi 5.5 への入れ替え可能)
  • UCS Fabric Interconnect 必須
    - サービスプロファイル テンプレート
    (容易にクラスタ構成の設定が可能)

HX240c+B200M4ハイブリッド構成

HX240c + B200M4ハイブリッド構成

コンピュートリソース重視
3~8ノードのクラスタ
+
Up to 4ブレード
(コンピュート専用)
SD Card or SAN (Boot)

※各構成に含まれるノード(サーバ)はクラスタを行いますので、スペックを統一する必要があります。仮にクラスタにノードを追加する際は、同じスペックのノードを用意します。
※ハイブリッド構成の場合、クラスタ、もしくはコンピュートリソースの2つのスペックに分かれますが、上記同様に、追加する構成と同じスペックを用意して頂く必要があります。

Cisco HyperFlexのアーキテクチャ

Cisco HyperFlex Systemはデータプラットフォームが3台以上のノードにわたって構築されます。
そのため、可用性の高いクラスタを実現することができます。
各ノードに搭載されたCisco HyperFlex HX Data Platformコントローラは、分散ファイルシステムを実装し、フラッシュベースの内蔵SSDドライブと大容量HDDを使用してデータを保存します。コントローラは10GbEで相互に通信し、クラスタ内の複数ノードにわたる単一のストレージプールを実現します。
ノードはファイル、ブロック、オブジェクト、APIプラグインを使用し、データレイヤを介してデータにアクセスします。
ノードが追加されると、クラスタはそれに比例して拡張され、コンピューティング、ストレージ容量、I/Oパフォーマンスを提供することができます。

Cisco HyperFlexのメリット

簡易性

  • コンピュート、ネットワーク、ストレージ、仮想化、全てが1つに集約
  • 自動化により構築時間を短縮
  • 既存の管理にシームレスに統合可能

柔軟性

  • 多様なワークロードをサポートするためのコンピュート、ストレージ拡張が単位で可能
  • 即時構築、ノード追加可能
  • FIを使用して、UCS Managerからサービスプロファイルを利用可能
  • 重複排除, 圧縮機能によりストレージの 有効活用可能( レプリケーションも可)

シンプル

  • エンタープライズレベルのデータ保護によるTCOの確保
  • ローリングアップグレードが可能(データ移行コスト排除)
  • シスコのフルサポート、サービスを提供

Cisco HyperFlexのベネフィット

俊敏性
  • Compute/Storage/Networkを統合
    • 迅速なデプロイを実現
  • 管理ポイントの集約
    • vCenterへ全て統合
  • クラウドサービス並みのスピード
    • 即時プロビジョニング、クローン、スナップショットを提供
効率性
  • 信頼性が高いCisco UCSをノードとして使用
    • UCSユーザはシームレスに利用
    • データセンー利用を想定した、高品質なハードウェア
  • データの最適化
    • インライン重複排除、インライン圧縮
柔軟性
  • 成長に合わせた拡張
    • リソース追加時は停止無しで対応
    • コンピュートノード、ストレージノードを分けて拡張可能
  • 無停止インフラの提供
    • セルフヒーリングを提供
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