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InstallShieldコラム「初心者のための InstallShield入門」

第2章:InstallShieldの主な機能

InstallShieldは、ファイルのコピーやレジストリの登録などの基本的なインストーラー作成機能に加え、柔軟性のあるインストーラーを作成するためのさまざまな機能を提供しています。最新テクノロジーをサポートし、いち早く最新技術に対応したインストーラーを作成する上では欠かせない製品となっています。
今回は、InstallShieldの主な機能について解説していきたいと思います。

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ユーザー アカウント制御(UAC)のサポート

必要実行レベルの設定

InstallShieldでは、Microsoftが Windows Vista 以降のOSに追加したユーザー アカウント制御(UAC)をサポートしています。UAC は管理者権限が必要なアプリケーションやタスクを実行する際に、ダイアログを表示して権限の昇格を確認させることでユーザーの意図しない操作、または許可 されていない操作を実行しようとするプログラムの起動を防ぐ機能になります。

InstallShield では、Windows Vista 以降のプラットフォーム上でインストールを実行するために必要な Setup.exe ファイルの必要実行レベルを指定することができます。 [セットアップ ランチャ]の設定が [はい] に設定された場合、[必要実行レベル]の設定にしたがってInstallShield はリソースとしてアプリケーション マニフェストを Setup.exe ランチャに埋め込みます。

カスタムアクション

カスタムアクションの作成

MSI のインストーラでは、基本的なインストールに必要な機能は標準アクションとしてWindows Installerが用意しています。ただし、インストーラーが行うすべてのタスクを取り扱うことはできないため、Windows Installerで直接サポートしていない機能についてはカスタムアクションの作成をサポートしています。
InstallShield では、.dll 関数の呼出し、.exe の起動、および VBScript、InstallScript コードの実行、エラー メッセージの表示などさまざまなカスタムアクションの作成をサポートしています。
[カスタムアクションとシーケンス]ビューで、カスタムアクションの作成と実行スケジュールや実行条件などの設定を行うことができます。

InstallShield前提条件

InstallShield 前提条件の追加

InstallShield 前提条件 は、製品をインストールする際に必要となる他の製品やテクノロジー フレームワークをインストールする機能です。InstallShield で提供されている InstallShield 前提条件の一例としては、Java Runtime Environment (JRE)、Jet 4.0 や SQL Server 2008 Express Edition などがあります。既存の InstallShield 前提条件をインストール プロジェクトに追加・編集することもできますし、独自の InstallShield 前提条件を作成して、それをプロジェクトに追加することもできます。

InstallShield 前提条件には、2 つのタイプの InstallShield 前提条件があります。1つはメインのインストールが開始する前に実行される「セットアップ前提条件」です。 そしてもう一つは、メインインストールに含まれる機能に関連付けてインストールを行う「機能前提条件」です。機能の前提条件は、エンドユーザーがインストールする機能を選択したときにインストールされます。

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IIS のサポート

IIS 構成ビューの設定

InstallShield では、ターゲットシステム上にインストールされているIIS(インターネットインフォメーションサービス)に対して、新しい IIS Web サイト、アプリケーション、仮想ディレクトリ、アプリケーション プール、および Web サービス拡張を作成および管理することができます。
InstallShield の[IIS 構成]ビューを使って、Webサイトに関連する設定をインストーラーに組み込みます。

また、InstallShield では IIS スキャナ (IISscan.exe) と呼ばれるコマンドライン ツールが利用でき、既存の IIS Web サイトをスキャンし、その Web サイトに関する IIS データをXMLファイルとして作成します。この XML ファイルを使って、InstallShield の [IIS 構成] ビューに IIS データをインポートし、必要に応じて設定を変更できます。

SQL スクリプト実行のサポート

[SQL スクリプト]ビューと[データベースサーバーへの接続]ダイアログ

InstallShield では、インストール/アンインストール時にデータベースサーバーへの接続を行って、SQL スクリプトを実行することができます。[SQLスクリプト]ビューでは、接続するサーバー名、データベース名、認証方法等のサーバー接続設定や実行する SQLスクリプトの編集・管理を行うことができます。 現在の実装では、Microsoft SQL Server、MySQL、および Oracle の最新版をサポートします。 InstallShield前提条件を合わせて利用することで、SQL Server (Express Edition)のインストールからデータベース接続、スクリプトの実行まで一連の設定を行うことも可能です。

複数言語対応

[文字列エディタ]ビュー

InstallShield では、1つのインストールプロジェクトで複数の言語に対応したインストーラーを作成することができます。Premier Edition では35ヶ国語、Professional Edition では英語+1ヶ国語のインストーラーに対応しています。

[一般情報] ビューの[セットアップ言語]の設定で言語を追加すると、複数の言語を1つのプロジェクト内で編集できるようになります。 また、[文字列エディタ]ビューを使用すると、実行時に表示されるローカライズ可能な文字列を、1ヶ所でまとめて管理することができます。

※評価版は21日間無償でご評価いただくことが可能です。詳しくはこちら
※評価版をご利用の上での技術的な問い合わせに対応するヘルプデスクもご用意しております。
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