ユーザーによっては、HDDが壊れたという経験をされた方は少ないかもしれません。しかし、内部で磁気円盤を高速回転(7500〜15000回転/分)させ、データの読み書きの為にヘッドが激しく動いているHDDは、PCパーツの中で一番壊れる可能性が高いパーツでもあります。
メモリやCPUなどは故障した際に交換すれば再び動作させる事が可能ですが、OSをはじめとするアプリケーションソフト、普段使っているデータを保存しているHDDが壊れた場合には交換しても元通りというわけにはいきません。OSやアプリケーションの再インストールそして何より保存していたデータは元には戻らないと言う事です。
この様な事を踏まえ80年代後半に「A Case for Redundant Arrays of Inexpensive Disks」という論文でハードディスクを用い、大容量で信頼性の高いストレージ(補助記憶装置)を構築するRAIDが提唱されました。現在のストレージ業界はこの論文から始まったといえるでしょう。 |