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導入事例  : 秋田ふるさと農業協同組合

2006年11月

職員用端末250台をCitrix Presentation Serverで構築
セキュリティ強化とクライアント運用の効率化を実現

詳細な資料はこちらからPDF(1.49MB)

現代の情報システム現場において、欠かせない要件となっているのがセキュリティの確保です。個人情報保護法や日本版SOX法など、法制度の整備も着実に進展。企業や各種団体においては、迅速かつ確実な対応が望まれます。秋田県横手市で事業を展開する秋田ふるさと農業協同組合(以下、JA秋田ふるさと)では、こうした課題を解消すべくクライアント環境を全面刷新。Citrix Presentation Server™とシンクライアント端末を採用することで、情報漏洩やウイルス被害などの防止に成功しています。

秋田ふるさと農業協同組合 皆方氏

秋田ふるさと農業協同組合
総務部 総務課 課長
皆方 均氏

秋田ふるさと農業協同組合社 佐藤氏

秋田ふるさと農業協同組合
経営管理室 課長補佐
佐藤 俊明氏

秋田ふるさと農業協同組合 藤井氏

秋田ふるさと農業協同組合
経営管理室
藤井 和幸氏

 
秋田ふるさと農業協同組合 奥山氏

秋田ふるさと農業協同組合
総務部 総務課 監査役
奥山 徹氏

東亜経営開発株式会社 山田氏

渡敬情報システム株式会社
取締役営業部長
藤原 弘樹氏

 

秋田ふるさと農協共同組合(JA秋田ふるさと)

所 在 地 : 秋田県横手市駅前町6-22
組合員数 : :15,539名(2006年3月末現在)
組合戸数 : 14,307戸(2006年3月末現在)
URL : http://www.akita-furusato.or.jp/
業務内容 : 秋田県・横手市を中心に事業展開を行う農業協同組合。貯金・融資・為替などの信用事業、共済事業、購買事業、販売事業、生産指導事業のはか、旅行事業や会館事業なども手がける。

渡敬情報システム株式会社

所 在 地 : 秋田県横手市横手町大関越92
創 業: 1991年8月
資本金: 1,000万円
従業員数: 27名
URL : http://www.wisco.co.jp/
業務内容 : 東北地区の民間企業や農業協同組合などに対し、多彩なソリューションを提供するIT企業。システムインテグレーション、パッケージソフト開発、サポートサービスなどの事業を展開している。
地元の生産者を支えるべく地域密着の事業展開を推進

秋田県・県南部。深緑と清流に恵まれた豊かな土地に、作家・石坂洋次郎の小説「山と川のあるまち」の舞台にもなった横手市がある。古くから栄えた長い歴史を持つ同市だが、2005年には周辺8市町村との合併を実施。秋田県下第2位の人口を有する新・横手市として生まれ変わった。
この地において、地域の産業を支える重要な役割を果たしているのがJA秋田ふるさとである。「当組合では、旧雄物川町など一部を除く、横手市全域で事業を展開しています」と説明するのは、JA秋田ふるさと総務部総務課課長 皆方 均氏。県内でも随一の複合農業地域だけに、生産者の支援に全力を注いでいると続ける。
「横手市では米作はもちろん、りんごや野菜、畜産など様々な分野で生産が行われています。組合員の方々が付加価値の高い事業を行えるよう、全面的にバックアップしていきたい」(皆方氏)。
信用事業・共済事業・購買事業・販売事業・生産指導事業など、JAの業務は多岐にわたっている。これらすべての領域において、高品質なサービスを提供することが同組合の理念だ。また最近では、急速に進む高齢化への対応を果たすべく、デイサービスセンターやショートステイなどの福祉サービスにも着手。地域と一体となった事業展開を推進している。

よりセキュアな環境を実現すべくCitrix Presentation Serverを導入

同組合では効率的な業務環境を実現すべく、ITの活用にも積極的に取り組んできた。クライアントPCやネットワークを駆使することで、業務の合理化 や省力化を図ってきたのである。しかし最近になって、こうした取り組みに大きな課題が生まれてきた。特に問題となったのが、2005年に施行された個人情 報保護法をきっかけとする、セキュリティニーズの高まりだ。

JA秋田ふるさと 経営管理室 課長補佐 佐藤俊明氏は「以前は職員個人のノートPCをネットワークに接続して、業務を行うケースなどもありました。このためセキュリティ管理が徹底されない可能性があったのです」と当時を振り返る。

職員が業務を行う上では、組合員の名簿データなど様々な個人情報を取り扱うことも多い。万一クライアントPCが盗難・紛失などの被害に遭った場合には、重要な個人情報が漏洩する可能性も否定できない。

また、これとは別の問題も生じていた。多くの職員がネットワークを利用するようになったことで、業務システムヘの影響が出始めていたの である。「ネットワークに接続されるクライアントの環境は、Windows95からWindowsXPまでバラパラ。しかもWindowsXPクライアン トのトラフィックが帯域を占有してしまうため、業務端末に使っていたWindows95クライアントのレスポンスが悪化してしまったのです」(佐藤氏)
システムをこのままの状態で使い続けるのは、セキュリティの面でも使い勝手の面でも問題が多い。そこで同組合は、クライアント環境の全面的な再構築に着手。ここで導入されたのが、ネットワールドが提供する「Citrix Presentation Server」だ。

Windowsアプリケーションと端末エミュレータを両立

Citrix Presentation Serverは、サーバーベース・コンピューティング環境を実現するソリューションである。アプリケーションなどのプログラム群はすべてサーバ上で動作し、クライアント側では画面表示とキーボード/マウスの操作機能だけ受け持つ。このためシステム運用の統合化・一元化を、容易に実現することができるのだ。
既存のWindowsパソコンなどをクライアントとして使用することも可能だが、同組合ではネットワールドが提供するミントウェーブ社製シンクライアント端末を採用。JA秋田ふるさと経営管理室 藤井 和幸氏は、その理由を「シンクライアントならローカル側にまったくデータが残らないため、勝手に情報を引き出されたりする心配がありません。通常のPCを利用する方法に比べて、よりセキュアな環境が実現できます」と説明する。

また同組合がCitrix Presentation Serverを採用したのには、もう一つ大きな理由があった。同組合のITパートナーである渡敬情報システム株式会社 取締役営業部長 藤原 弘樹氏は「JA秋田ふるさと様の業務システムはIBM AS/400で構築されているため、一般的なオフィスソフトなどに加えてダム端末エミュレータも動かす必要がありました。これらの環境を同時に実現できるソリューションはCitrix Presentation Serverしかなかったのです」と説明する。

懸念のセキュリティ問題を解消 運用管理負担も大幅に軽減

Citrix Presentation Serverによるシンクライアント環境は、2006年6月より本稼動を開始。現在は全部で250台の端末が導入され、様々な業務に活用されている。これにより懸念であったセキュリティ問題は解消。使い勝手に対する評判も上々とのことだ。「基本的に今までと同じWindowsアプリケーションが使えますから、ユーザー側にもそれほど抵抗感はなかったようです。事前に実機研修も行いましたので、非常にスムーズに新しい環境へ移行できました」と皆方氏は語る。

「負荷が高まった場合にもCitrix Presentation Serverが適切にロードバランスしてくれますので、性能・信頼性についての不満もありません。Windows95クライアントを使っていたユーザーさんはなどは、動作がかなり速くなったように感じられるのでは」と藤原氏。遠隔地の拠点にはISDN回線を使用しているところもあるが、Citrix Presentation Serverは20Kbps程度の帯域で動作するため、特に支障なく業務が行えているという。

またシステムの面でも、大きな効果が生まれた。JA秋田ふるさと奥山 徹氏は「以前は様々なバージョンのWindowsが混在していたため、クライアントの管理が煩雑になりがちでした。しかし現在では、こうした面倒もまったくなくなっています」と語る。
同組合では今後もCitrix Presentation Serverを活用し、業務の効率化を図っていく予定だ。「現在、秋田県下のJAで共同利用する次期基幹システムの構築が進められています。これと今回構築したシンクライアント環境を組み合わせることで、よりセキュアで効率的な業務環境を実現したい」と佐藤氏。藤井氏も「グループウェアによる情報共有の推進など、取り組むべき課題はまだまだ多い。今回構築した環境を、IT環境でさらに進化させるための重要なツールとして活用していきたい」と続ける。

「組合員の方々の生活を支えていくことがJAの使命。今後もITを積極的に活用し、業務効率化とサービス向上に取り組んで参ります」と意気込みを語る皆方氏。その取り組みをCitrix Presentation Serverとネットワールドソリューションがサポートしていく。

秋田ふるさと農業協同組合システム構成図

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