日本食研ホールディングス株式会社

創業: 1971年10月1日
資本金: 3億8800万円
U R L : http://www.nihonshokken.co.jp/
業種 : 製造業
事業概要: 液体/粉体ブレンド調味料および加工調理食品の製造・販売を手がける食品メーカー

導入前までの経緯

  • VDI基盤にトラブルなどが生じた際に原因追求を容易に行えなかった
  • 大量のアクセスが集中する始業時などにレスポンス低下が生じていた

導入後期待される効果

  • Tintri VMstoreの導入により、個々の仮想マシン単位での状況把握が可能に
  • パフォーマンスが従来の約2~3倍に向上し、IT部門への問い合わせ件数も激減

プロジェクトメンバー

日本食研ホールディングス株式会社 瀬尾 真一 氏

日本食研ホールディングス株式会社
情報システム部
システム推進グループ
グループリーダー

瀬尾 真一 氏

日本食研ホールディングス株式会社 日野 正義 氏

日本食研ホールディングス株式会社
情報システム部
システム推進グループ
専任課長

日野 正義 氏

日本食研ホールディングス株式会社 真鍋 勉 氏

日本食研ホールディングス株式会社
情報システム部
システム推進グループ
係長

真鍋 勉 氏

四電ビジネス株式会社 新田 真二 氏

四電ビジネス株式会社
ビジネス営業本部
OA事業部 営業2課
課長

新田 真二 氏

四電ビジネス株式会社 谷本 大 氏

四電ビジネス株式会社
ビジネス営業本部
OA事業部 営業2課

谷本 大 氏

社内業務を下支えするVDI基盤の環境改善に着手

「豊かな食シーンづくりに貢献しよう ~もっと新しく、もっと豊かに~」「ブレンド調味料の無限の価値を創造しよう ~もっとおいしく、もっと便利に~」の2大企業ビジョンの下、焼肉のたれ「晩餐館」シリーズや鍋スープ、各種調味料などの多彩な商品群を展開する日本食研ホールディングス。同社 情報システム部 システム推進グループ グループリーダー 瀬尾 真一氏は「当社は2016年10月で創業45周年を迎えました。販売品目数は約9,000品目、国内営業拠点84ヵ所のネットワークを持っています。独自のビジネスモデルである企画・製造から販売までを責任を持って行う一貫体制でお客様の満足度向上に努めています。」と説明する。
 国内外に数多くの事業拠点を展開する同社では、ITによる業務効率化も積極的に推進。中でも注目されるのが、2010年より仮想デスクトップ基盤(VDI)の導入・活用を図っている点だ。同社 情報システム部 システム推進グループ専任課長 日野 正義氏は「物理PCの導入や障害対応に要する時間と手間を軽減するのがVDI化の狙い。セキュリティの強化や場所を問わないワークスタイルの実現、クライアント管理負担の軽減など、数多くの成果が上がっています」と説明する。
 しかしその一方で、新たな課題も生まれていた。VDI基盤を支えるストレージに、運用管理面や性能面での問題が見られるようになっていたのである。そこで今回同社では、より最適な業務環境の実現を目指してVDI基盤の改善に着手した。

新たなストレージに「Tintri VMstore」を採用

旧環境における具体的な課題点について、同社 情報システム部 システム推進グループ 係長真鍋 勉氏は「従来はブロックストレージを利用していたため、仮想デスクトップの展開時などにどうしてもLUNやRAIDを意識する必要がありました。特定のLUNに端末が偏ると性能問題が生じますし、その平準化作業などにもそれなりの工数が掛かります。また、アクセスが集中する始業時間帯などに、レスポンスが低下する点も問題になっていました」と振り返る。
こうした課題を解決するために新たなストレージとして選ばれたのが、ネットワールドが提供する仮想環境専用ストレージ「Tintr iVMstore」である。同社のITパートナーである四電ビジネスの谷本 大氏は、Tintriを提案した理由を「旧ストレージ環境においては、レスポンス低下などの原因究明にも相当な時間を費やさねばなりませんでした。その点Tintriは、システムの状況を個々の仮想マシン単位で把握できるため、障害時などの対応を迅速に行うことができます。また、今回はVDI基盤用サーバーに『Cisco Unified Computing System』を用いていますが、この組み合わせはコンバージド・インフラ製品『Tintri VMstack』でも採用されていますので、品質の面でも不安がありません」と説明する。
また、四電ビジネスの新田 真二氏も「市場にはTintri以外にも様々なストレージ製品が提供されているため、綿密な調査や評価機による事前検証を行ったほか、ネットワールドが主催する『Cisco+Tintri合宿』にも参加して、その実力をしっかりと見極めました。その結果、Tintriはお客様の課題解決に非常にマッチしバランスの取れた製品として自信を持ってお勧めすることができました」と語る。

性能問題の解消に成功 運用管理性も大幅に向上

Tintriによる新VDI基盤は、2016年6月より段階的に本番稼動を開始。今回はハイブリッドモデルの「Tintri VMstore T850」を採用することで、性能要件とコスト要件をうまくバランスさせることに成功している。大幅な省スペース化も図れており、以前の1/3程度の設置スペースに収まっているという。
また、実際の構築作業も非常にスムーズに進んだとのこと。谷本氏は「旧ストレージのようにRAIDやLUNの設計に気を遣う必要もありませんので、導入工数を従来の約1/5程度に短縮できました。各種の設定で悩む場面なども特にありませんでしたね」と語る。
これにより同社の業務にも様々なメリットが生まれている。「今回の更新ではWindows XPからWindows 7への移行を行ったため、仮想デスクトップが要求するリソースも以前より増えています。しかし、それにも関わらず、レスポンス低下などの問題は完全に解消しました。安定的なインフラを提供していく上では、数年先を見据えた製品選定が必要になります。そうした面でも、今回のTintriはいい選択でしたね」と瀬尾氏は力強く語る。ちなみにパフォーマンスについては、「感覚的には旧システムの約2~3倍に向上した印象」(真鍋氏)とのこと。これにより、IT部門への問い合わせ件数なども激減している。
また、Tintriの特長である優れた運用管理性も、システムの安定稼動に大きく貢献。現在ではもし何らかのトラブルが発生した場合も、高度な可視化機能を利用してスピーディな対応を行うことができる。加えて、仮想デスクトップのテンプレートやユーザー追加などの作業も、以前よりスムーズに行えるようになったとのことだ。
今回の導入を支援したネットワールドへの評価も高い。新田氏は「幅広いベンダーの製品や技術に精通しているのがネットワールドの強み。今回のTintri導入でも、そうした知見が大いに役立ちました。今後も独自のノウハウを活かして、お客様へのソリューション提供を支援してもらいたいですね」と語る。

日本食研ホールディングス株式会社 構成図

今後の新たなニーズにも対応 働き方改革の推進にも貢献

同社では今後もVDI基盤を積極的に活用し、ユーザーの業務効率化に役立てていく考えだ。「現在は約800ユーザーがVDI基盤を利用していますが、今回の環境で1000ユーザー程度までカバーできるようになりましたので、今後の新たなニーズにも対応できます」と真鍋氏。また、日野氏も「業務のムダを省き、収益の向上に寄与していくことが、我々IT部門に課せられた役割。今回の更新でVDIのインフラ問題も解消できましたので、より効果的な活用を目指していきたいですね」と続ける。
最近では社員の働き方改革も重要な経営課題になっているだけに、こうした分野への期待も大きく広がっている。瀬尾氏は「PCの起動や処理が遅いままでは、効率的な働き方も実現できません。その点、VDI基盤の能力を強化したことで、生産性向上や労働時間短縮への貢献も図れるだろう」と語る。さらに将来的には、全クライアントのVDI化も視野に入れていきたいとのこと。日本の食卓を支える同社のビジネスを、TintriによるVDI基盤がしっかりと下支えしていくのである。

パートナー概要

四電ビジネス株式会社

四電ビジネス株式会社

本   社 : 香川県高松市丸の内2-5
OA事業部 : 香川県高松市丸亀町11-1
設立 :1961年12月1日
資 本 金 : 3億円
U R L : http//www.yon-b.co.jp/

PDFダウンロード

PAGE TOP