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BakBone Software(NetVault)導入事例
株式会社大塚商会

インターネットサービス用システム群の統合バックアップを「NetVault」で実現
集中管理による運用効率化に成功

ITソリューションプロバイダ大手の株式会社大塚商会様(以下、大塚商会)では、インターネットサービス向けのバックアップ環境を新たに構築しました。同社では、レンタルサーバ・ホスティングやASP サービスなどのインターネットサービスを手がけるほか、オフィス用品のサプライ通販サービス「たのめーる」のWeb展開も実施しています。こうした様々なサービスを支えるシステム群のバックアップを統合化し、運用管理の効率化を図るのが今回の狙いです。同社では、そのためのツールとして、ネットワールドが提供するバックアップソリューション「NetVault」を採用。バックアップ業務の集中管理を実現すると同時に、ディザスタ・リカバリ用のインフラとしても活用していく予定です。

次世代のビジネスの柱としてネットサービスを積極的に展開

メンバー写真

株式会社大塚商会
たよれーる
マネジメントサービスセンター
ASP開発2課 課長
五明 克彦 氏

 

ソフトウェア/ハードウェアの販売やシステムインテグレーションなど、多彩なITソリューション事業を展開する大塚商会。事前のコンサルティングから構築、運用保守に至るまで、様々なサービスをワンストップで提供できる総合力が同社の強みだ。業種・業務のカバーエリアも幅広く、これまでも数多くの企業のビジネス課題を解決してきた。
最近ではクラウドやSaaSなどのキーワードが注目を集めているが、同社ではこうした動きにもいち早く対応。レンタルサーバ・ホスティングや各種ASPサービスなどのサービス事業を推進しているほか、約65,000アイテムものオフィス用品をWebから手軽に注文できるECサービス「たのめーる」も展開している。
大塚商会 たよれーるマネジメントサービスセンター ASP開発2課 課長 五明 克彦氏は、「当社にとって、サービス事業は次世代の中核事業のひとつ。今後も力を入れていきますので、ぜひご利用頂ければ」と語る。

バックアップの効率化を目指し「NetVault」を新たに導入

ASP事業やEC事業を展開していく上では、システムの安定稼働やデータの安全性確保が重要なテーマとなる。大塚商会 たよれーるマネジメントサービスセンター ASP開発2課 テクニカルエンジニア 村松 緩美氏は「インフラの構築・運用においても、様々な手法を比較検討した上で、最適なものを選ぶよう心がけています。メリットが見込めると判断すれば、新しい技術やツールの導入にも積極的にチャレンジします」と説明する。
そうした取り組みの一つが、バックアップ環境の刷新であった。同社ではサービス事業の拡大に対応すべく、2006年頃より新たなシステム基盤を構築。最新のサーバやストレージ装置を新データセンタに導入し、新たなニーズに即応できる体制を整備してきた。この際に大きな課題となったのが、バックアップ運用の改善だったという。五明氏は「以前は各サーバにインストールするタイプのバックアップツールを利用し、サーバ単体、あるいはDB単体でバックアップを取得していました。このため、運用管理に非常に多くの工数が掛かっていたのです」と振り返る。サーバ台数が数百台規模に達する中、もはやこうした個別のバックアップでは限界がある。サービス事業用インフラのリニューアルにあたっては、バックアップ運用の効率化が必須要件だったと五明氏は続ける。

また、もう一つの課題は、多様化するバックアップ対象への対応である。同社ではスモールスタートで展開するサービス用のインフラとして、コストを抑制しながら柔軟性高く拡充していけるサーバ仮想化ソフトウェア「VMware」の活用を推進。また、ファイルサーバ用としてNAS装置の導入なども進めている。これらのバックアップをそれぞれ別々に行うとなると、ツールの習熟や運用検証、ノウハウの蓄積などにさらに多くの手間が掛かってしまう。多種多様なシステム、デバイスが混在する複雑な環境下においても、バックアップ運用の統合化・集中管理が実現できるツールが求められたのだ。
こうした課題を解消できる製品として採用されたのが、ネットワールドが提供するBakBoneSoftware社のバックアップツール「NetVaultBackup(以下、NetVault)」であった。五明氏は製品選択のポイントを「NetVaultはマルチプラットフォーム対応である上、最大の要件であったバックアップの統合化・集中管理も実現できます。しかも、コスト的にリーズナブルである点も、大きな決め手になりました」と語る。統合バックアップが可能なツールの中には、多額のコスト負担を必要とする製品も少なくない。しかし、サービス事業用のインフラである以上、むやみに高価なツールを導入することは難しい。「その点、NetVaultは、機能とコストのバランスが非常に良かった」と五明氏は続ける。
また、パートナーとしてネットワールドを選んだ理由を、五明氏は「ネットワールドとは以前から付き合いがあり、非常にスキルの高い会社という印象を持っています。技術力やサポートの面でも安心できるので、今回も迷わず相談に乗ってもらいました」と語る。

 

多種多様なシステム群の総合バックアップを実現

メンバー写真

株式会社大塚商会
たよれーる
マネジメントサービスセンター
ASP開発2課
テクニカルエンジニア
村松 緩美 氏

 

NetVaultによる新バックアップ環境は、2007年10月より本稼動を開始。「たのめーる」向けシステムのバックアップを皮切りに、その後も対象を順次拡大していった。現在では、Microsoft SQL ServerやOracleなどのDBバックアップに加えて、NDMPによるファイルサーバのバックアップや、VMware上で構築された仮想サーバ群のバックアップなども実施している。NetVaultを利用して日々バックアップされるデータの容量は、実に数テラバイトにも達するという。
「バックアップ対象の状態が統合コンソールで簡単に把握できる上、管理用GUIの画面も分かりやすい。以前のように、個別システムごとに作業を行う必要がなくなったので、運用管理の効率は格段に向上しましたね」と村松氏はにこやかに語る。特にメリットを実感するのは、VMwareのバックアップだとのこと。「一度設定を行っておけば、VMware ESXのサーバ上で稼働する仮想マシンの数が増えても、そのまますべてバックアップしてくれます。今後は仮想環境で構築されるシステムも増えると予想されますが、そうした際にも運用が複雑にならないで済むのはありがたい」と村松氏。また、バックアップ・クライアント側にインストールするモジュールのバージョンが異なっていても、問題なくバックアップが行える点も気に入っているとのことだ。

ディザスタ・リカバリ用のインフラとしても活用を検討

機能面だけでなく、製品の信頼性・安定性についても高い評価が寄せられている。「以前導入していたバックアップツールは、気づかないうちに落ちていることもありました」と苦笑する五明氏。バックアップはシステムやデータの安全性を担保する最後の砦だけに、信頼性に欠ける製品では一抹の不安が拭えない。「その点、NetVaultは動作が安定していますので、安心して利用できますね」(五明氏)。
また、同社では、今後に向けた新たな展開として、イメージバックアップの取得にも取り組んでいる。五明氏はこの点について「サーバ障害が発生した際に、できるだけ迅速な復旧を実現することがこの取り組みの狙い。将来的には、ディザスタ・リカバリ用のインフラとしても、NetVaultの活用を進めていきたい」と説明する。既存のバックアップツールについても、システム更新に合わせて、順次NetVaultに入れ替えていく予定とのことだ。 「ネットサービスにおいては、いかに高信頼なシステムを構築するか、また万一の際にいかに迅速・確実に復旧するかが極めて重要です。それだけに、NetVaultとネットワールドのサービス・サポートにも、大いに期待しています」と力強く語る五明氏。また村松氏も「お客様のやりたいことが自然にできるような、便利で使いやすいサービスを今後も目指していきたい」と抱負を語った。

導入構成イメージ

--- 企業概要 ---


株式会社大塚商会
本 社 : 東京都千代田区飯田橋2-18-4
創 業 : 1961年7月17日
事業内容 : システムインテグレーション事業、IT機器・ソフトウェア販売事業、受託ソフト開発事業のほか、サービス&サポート、サプライ供給、保守、教育支援などの事業を手がける。近年ではASP、SaaSやECなどのサービス事業にも力を入れている。
U R L : http://www.otsuka-shokai.co.jp/
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